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紫外線対策できていますか?(2022.07)

夏本番となり、日焼けや紫外線をより一層感じる季節になりました。きちんと対策をしないと、身体のトラブルにつながることがあります。

紫外線を長期間浴びると光老化という現象が起き、しわやしみができます。光老化は、紫外線の強さと浴びた時間に比例します。また、年齢を重ねた肌ほど抵抗力が弱くなり、影響を受けやすくなります。しわやしみ以外にも、紫外線を浴びることで皮膚がんや白内障の発症リスクを高めるともいわれており、身体に様々な影響を及ぼします。

紫外線の強さは、季節によって変化します。6〜8月が最も強く、7月にピークを迎えます。冬は夏に比べて紫外線量は減るとはいえ、全くないとは言えないため、注意が必要です。また、1日の紫外線の約60%が午前10時〜午後2時に集中しているといわれています。外出するときは、 紫外線の多い時間帯を避けることも対策の一つですが、紫外線の多い時間帯に外出するのであれば、紫外線から身体を守るために肌の露出の少ない服装やつばの広い帽子、日傘などを活用しましょう。最近では、紫外線カット加工のされている服もあるので、そのような服を選ぶようにするとよいでしょう。さらに、日焼け止めを塗って、肌を守ることも効果的です。塗りむらがないように、しっかり鏡を見ながら塗りましょう。日焼け止めは、こすると効果が減退してしまうので、重ね塗りや2〜3時間ごとに塗り直すことをお勧めします。さらに、目を守るサングラスは、レンズの色が濃いと瞳孔が開き紫外線が入りやすくなってしまうので、色の薄いものが好ましいとされています。曇りの日も、紫外線は雲を通り抜けてしまうので、油断せずにしっかりと対策をしましょう。

紫外線が及ぼす身体への影響は、長い時間をかけて進行するものです。日々の対策を続けることでその後の紫外線トラブルを軽減することができるので、ぜひ実践してみてください。