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ウォーキングを始めましょう!(2022.09)

秋になり、体を動かすことが気持ちの良い季節になりました。皆さんは日頃から運動を楽しんでいますか?今回は 健康づくりのために幅広い世代に人気のあるウォーキングについて紹介します。
日本では、健康保持・増進を目的とした歩行運動を、日常生活で行う歩行と区別して「ウォーキング」と呼びます。ウォーキングは有酸素運動ですので脂肪燃焼に効果的です。また、誰にでもでき、道具がいらず、安全であることから、継続しやすい運動です。
効果を上げるための5つのポイントを紹介します。

1.背筋を伸ばし、あごを引いて、まっすぐ前を見る
→ 背筋が曲がった姿勢で歩くと、背中や腰に負担がかかり、 腰痛などを起こす危険性があります。また上半身が前傾すると、股関節の動きが制限されるため、歩幅を広げにくくなり、転倒の危険性もあります。背筋を伸ばして歩くために、あごを引き、まっすぐ前を見て歩くと良いでしょう。

2.普段よりも歩幅を広げる
→ 有酸素運動としての効果だけでなく、脚と腰の筋力強化の効果が期待できます。

3.かかとからしっかり着地する
→ 膝を十分伸ばし、かかとから着地することで安定した姿勢を維持して歩くことができます。

4.肘を曲げ、腕を軽く振る
→ 普段自然に歩くときは、下肢の運動によって身体を前に移動していますが、ウォーキングでは肘を軽く曲げ、腕を振ることで、より勢いが増し、楽に速く歩くことができます。また腕の運動が加わることで、活動する筋肉の量が増え、より多くのエネルギーを消費します。

5.股関節は、過度に内側・外側を向かないようにする
→ 長時間歩いていると、下肢の関節へ負担がかかり、ケガの原因となります。

以上のポイントを意識することでより多くの効果も期待できます。
歩く際には体調を確認し、時間帯や場所、服装やシューズなど運動環境の整備も心がけ、ウォーキングを楽しく実践してみましょう。