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秘められたカレーのパワー(2023.01)

クリスマス・年末年始には、家族や親戚が集まり、楽しく食事をする機会が増えると思います。伝統的な食事に加え、子 どもから大人まで、年代・性別を問わず好まれるカレーもメニューにあがるご家庭が多いのではないでしょうか。カレーは 日本の国民食と言われていますが、日本には明治の初めに西洋料理として上陸しました。日本人の主食であるごはんと一緒に組み合わせて食べられることから広まったと言われています。
カレーは美味しいだけでなく、健康に良いパワーも秘めています。カレーは複数のスパイスから作られており、漢方薬として使われるものも多く、特にインド発祥のスパイスカレーは食べる漢方薬とも言われています。カレーに使われるスパイスには共通して発汗、消化促進作用、抗酸化作用があります。寒い冬には体を温める効果があり、熱い夏には夏バテで疲れた体を助けてくれます。

カレールーには油脂が多く含まれていますが、最近ではカロリー50%オフの物も発売されています。具材に野菜やキノコ類、豆類をたくさん入れることで食物繊維も多く摂れるようになります。食べすぎに注意しながら、バランスよく美味しく食べましょう。

最近は様々なスパイスが購入できるので、 カレールーではなく、カレー粉やスパイスを使って家族や自分好みのカレーを作ってみるのも楽しいのではないでしょうか。
カレーに含まれる代表的なスパイスは、ターメリック(うこん)、コリアンダー (香菜)、クミン (馬芹)などがあげられます。

・ターメリック (うこん): 鮮やかな黄色が特徴。 抗酸化作用や抗がん作用、肝機能促進作用
・コリアンダー (香菜):レモンに似た爽やかな香り。パクチー(香菜)の種子。消化促進作用
・クミン (馬芹): カレーの匂いと感じるのはクミンの香り。抗酸化作用、消化促進作用

さらに寒い冬にお勧めなスパイスはジンジャー (生姜)です。体を温める効果があると言われており、カレー粉やカレールーの中にも含まれていますが、具材を炒める時や、カレーの仕上げにすりおろし生姜を入れると香りも良くなり、ピリッとした辛味も楽しめますので試してみてください。
消化を助け、新陳代謝を高めてくれるカレーパワーで寒い冬を乗り切りましょう!