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新生活に知っておきたい おたふくかぜ(2026.04)

今回は、感染症の一つである「流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)」についてご紹介します。

おたふくかぜは、ムンプスウイルスによっておこる感染症です。主に3〜4歳の子どもに多いですが、大人が感染することもあります。大人の場合は症状が強く出ることがあり、合併症も起こしやすいといわれています。

おたふくかぜは、耳の下にある「耳下腺」という唾液を出す組織が腫れることが特徴です。主な症状は、耳の下やあごの腫れ・痛み、発熱、食べ物を噛むときの痛み、頭痛、倦怠感、食欲不振です。通常1〜2週間で症状が軽減しますが、髄膜炎、精巣炎、難聴などを合併することがあるため注意が必要です。

感染は、飛沫感染 (咳、くしゃみ、会話)や接触感染 (ウイルスがついた手で口や目を触る)で広がります。発症の約2日前から、耳下腺の腫れが治まるまで(通常 5〜 7日程度)周囲にうつす可能性があります。おたふくかぜには特効薬がなく、治療は症状を和らげる対症療法が中心です。感染を予防するために、手洗い、うがい、マスクの着用、タオルの共有を避けるなどの基本的な感染対策を行いましょう。また、予防接種も有効で、かかったことがない方は2回の予防接種を受けることがすすめられています。

おたふくかぜは、1年を通してみられますが、春から夏にかけてやや増える傾向があります。新生活で疲れが出やすい時期でもありますので、十分な休養をとり、日頃の感染対策を心がけましょう。無理をせず、元気に新年度をスタートさせたいですね。